仮定の微熱
as if, slight fever
佐々木すーじん & 蜂巣もも 2023年に結成した上演芸術ユニット
私たちの日常を取り囲む問題たち
それらは解決できないように見え
ついつい無視してしまいがちです
<仮定の微熱>は
それらに<仮の名>を付け
解決する代わりに、別のものに託して動かします
そうして育んだスキルや経験則を
「誰もが立ち寄れる作品」として公開します
それが私たちのARTです
01
ビジョン
即座に解決できない諸問題を、芸術は「名前」や「カタチ」を与えて扱ってきたと考えます。芸術=Artは、高尚なもの・難解なものとして敬遠されがちですが、私たちの生活に欠かせない「智慧」「技術」を共有するメディアではないでしょうか。
そのような視座に立ち、私たち<仮定の微熱>は上演芸術を介した社会参加・貢献を設計していきます。
02
ミッション
・ひとつの上演作品の背後にある無数の「智慧」や「技術」を共有可能な形で公開する。
・作品を一方通行のコミュニケーションツールにせず、それを土台に
「フォーラム(=広く参加可能な議論の場)」を形成する。
・上演を含めた活動記録、フォーラムの内容などをまとめた冊子=アニュアル・レポートをアクセシビリティの高い形式で作成する。
佐々木すーじん SASAKI Sujin
蜂巣もも HACHISU momo
1989年生まれ。京都出身。2013年からより多くの劇作家、俳優に出会うため上京。 また、庭師ジル・クレマンが『動いている庭』で提唱する新しい環境観に感銘を受け、串尾一輝、渡邊織音らと「グループ・野原」を立ち上げる。
演劇/戯曲を庭と捉え、俳優の身体や言葉が強く生きる場として舞台上の「政治」を思考し、演出を手がける。
「ギャルとは心の態度」を標榜する自称・ギャル音楽家。大学在学時にscscs(すくすくす)結成。2017年からソロ作品を発表。
呼吸をモチーフにした譜面”kq”(2019-、第21回AAF戯曲賞 最終審査会
ノミネート作品)など。千代田芸術祭2014 山川冬樹賞受賞(2014、scscsとして)